心療内科の雰囲気はどんな感じ?

心療内科の診察で病名を探る

近年、メンタルの不調を訴える人は多くなりつつあります。会社の健康診断にメンタルチェックが加わったのも、そんな背景があるからです。メンタルの不調と一言でいっても、症状は人により千差万別です。気分が憂鬱という分かりやすい症例から、体の不調という全然関係ないところに症状が現れるパターンもあり、専門家による丁寧な問診と診断が必要です。

心療内科では膨大な症例のデータを蓄積しており、必要に応じてその人の生い立ちから生活習慣などと現在の不調や悩み事を参考に病名を探っていきます。具体的には、問診票でおおまかな事を把握し、専門のカウンセラーによって細かいところまで聞き取りが行われます。その後医師による診察で、病名が診断されます(一度の診察では診断が確定しないこともあります)。医療機関によっては、独自のチェックシートを使って病名の診断材料にするところもあります。

治療はどのようなことが行われるのか

病名が確定されると、定期的に通院しながら治療が行われます。中心となるのは投薬治療で、場合によって心理療法なども取り入れられます。投薬治療と聞くと一生飲み続けなければならないようなネガティブなイメージもありますが、医師の指示に従って適切に使えば将来的にお薬を卒業することも可能です。心理療法とは、投薬によってストレスのかかりにくい状況下で、物のとらえ方や考え方と行動を変化させるトレーニングに近い治療です。これらを組み合わせて、患者自身が精神的に健やかに過ごせるように治療が進められます。

患者の負担が少しでも減るように、待合室や診察室はゆったりと過ごせるような工夫が施されていることが多いです。待ち時間が多くなりがちなので、院内に癒し系のBGMが流れている場合もあります。根気よく通院し続けるためにも、患者本人が通いやすく感じるクリニックでの治療をお勧めします。